リンクを取得 Facebook Twitter Pinterest メール 他のアプリ 12月 23, 2023 あっという間に年末。先日、ここに記事を書きました。https://note.com/hanmotocom/n/na4f6eec7dad1〆切があったおかげで、今まで文章化できなかったことを少しだけできた気がする。でもまだまだなので、来年はもう少し書く時間を作ろう。 リンクを取得 Facebook Twitter Pinterest メール 他のアプリ コメント
7月 14, 2023 <おしらせ> 2023年3月15日をもちまして、denaipenの営業は終了しました。 今日は、2023年7月14日です。ちょうど4か月が経ちました。 昨年末くらいから目まぐるしすぎて、終了のお知らせもできないまま、ものすごいはやさで時間だけが過ぎてしまってました。ちゃんとお知らせもできておらず、申し訳ありませんでした。その間、お問い合わせも頂いていたので、なおさら申し訳なかったです。すこし落ち着いてきましたので、がんばって書いてみます。 昨年12月に始まって2023年の3月で終了なので、約4か月と本当に短い活動期間でした。 終了の理由はいくつかありますが、大きくわけて三つ。 一つは手が回らなくなったこと。 denaipen以外にも、えほんやるすばん~(本屋・店番)、果林社(出版)、展示企画、日常業務(メールや電話、発送、仕入れ、手続き)など、、、これらをほぼ一人でやろうとしてしまって、年明けには 完全に手が回らなくなってしまってました。典型的な業務過多。覚悟はしていたつもりでしたが、やっぱり無理がありました。 もう一つは、denaipenの構想をほとんど誰にも伝えられなかったこと。言葉で伝えるのは、なかなか難しいと思っていたので、できるかぎり可視化してく必要があると考えてましたが、想像以上にうまくできませんでした。いま思えば、待ちの姿勢ではなく もっといろんな人にお願いすべきだったと反省しています。それに加えて十分なゆとりが必要だったのかもしれません。そう考えると、これも「手が回らない」という理由に含まれるのかも。 ここまでは反省が含まれるのでややネガティブな理由ですが、最後の一つはポジティブな理由であり、一番大きな理由と言ってもいいかもしれません。 denaipenで一番最初に(12月に)企画をやって下さった出版社の点滅社さん&小窓舎さんの存在です。話せば長くなるので割愛しますが、点滅社さん&小窓舎さんが、もう一度denaipenでイベント(本屋)をやってみたいと言って下さったことが大きな理由でした。それがなんだか妙にうれしくて「だったら、この場所で正式にお店(※イベントではなく)をやったらどうですか?」みたいなことを言ったような気がします。それから話はとんとんと進んでいき、ぼくは大家さんと不動産屋さんに連絡して3月いっぱいで契約終了にしてもらって、 続きを読む
せっかくなので 8月 03, 2023 「商業出版・果林社のこと」 今年2023年の5月から、えほんやるすばんばんするかいしゃの商業出版部門・果林社がようやく動き始めました。商業出版をやり始めて、いろいろと感じることがあるので、ここに書き留めておこうと思います。現段階では、わけがわからないことがいっぱいです。数年後、良くも悪くも今よりも理解が深まったときに記憶を都合よく書き換えないように、いまの状況をできるだけ淡々と記録しておきたいな、という意図もあります。 基本的に自分用の文章なので、人のためではありません。できるだけメモのように雑にやっていけたらと思っていますが、慣れるまでに時間がかかりそうです。最初は なんだかんだ自意識が邪魔して人の目を気にした文章になりそう、、。そもそもこの文体も矛盾だらけなので、慣れてきたら「ですます調」ではなく、肩の力を抜いてひっそりと書けたらいいなと思います。というわけで、あまり整理もせず、行き当たりばったりで書いていきます。 - まず商業出版とは、なんなのか、、、と思ったけど、まずはうちの店のこと。 これを踏まえて、今があるのであくまでこれもただのメモです。 < お店で出版をするようになった流れ > 2003年|高円寺で絵本専門の古本屋としてオープン 2007年|現在の地へ移転 / 前の店舗から徒歩1分の距離 2011年|店内で初展示・きくちちき個展「ちきちきばんばん展」 ※手製本制作 2013年| ・るすばんばん~発行の初の出版物「つながる」(きくちちき著) ・店舗改装のタイミングで2回目の展示(きくちちき個展)にあわせて刊行 2014年| ・2冊目刊行~きくちちき「いちにのさん」 ・1Fにギャラリーオープン、2Fに古本屋で2フロアになる 2015年|手製本での出版を始める、手製本3冊刊行 2019年|2Fをクローズ、出版業も休止 ※ここまでで15冊の本を刊行 2021年|店舗リニューアル ~ 1Fが2フロアになり、新刊本も扱うようになる 2022年|3年ぶりの出版物、杉本さなえ「AGEHA」を11月に刊行(初の果林社発行) 2023年| ・出口かずみ画集「小八」を共同出版という形で発行(果林社としては2冊目) ・トランスビューと契約~商業出版流通スタート ====== ざーっと、こういう感じです。 うちの店(えほんやるすばんばんするかいしゃ)は、 200 続きを読む
お店のこと 10月 28, 2022 お店(えほんや~)を始めたころは、シンプルな仕事だと思ってたけど やっていくうちにいろんな作業があることを知った。 面倒なことも、やりたくないこともいっぱいある。 でもその一方で、好きなこともいっぱいある。 その中でも一番好きなのが、お店番。 20年近くお店をやってきて、これはずーっと変わらない。 あらゆる作業の中で、これが一番たのしいと思える自分は きっとお店向きなんだと思うし、幸せ者なのかもしれない。 そのせいで、ずっとお店番を人に任せられない。(一時的に任せることはできるけど) 完全に任せてしまったら、お店をやっている意味が、醍醐味がなくなる。 自分は、お店の話をよくする。 以前は「みんな、お店をやればいいのに」と本気で思っていた。 「お店をやりたい」なんていう人がいたら、 「やった方がいいよ!」と迷わず言っていた気がする。 それは、責任とか、儲かるとか、そういう世界とは程遠い感覚で 「自分が自分でいるだけなのに、社会が勝手にやってきてくれる」 すごい装置だと思っていたからだ。 自分の場合、これだけで生きることがずいぶん楽になるというか、楽しくなった。 ただ、あくまでも自分基準の話でしかないことは、今ならちょっとわかる。 話の路線を少しだけ変えてみる。 約10年前から、お店をやりながら出版も始めた。 出版はやりたかったことではない。きくちちきさんのおかげで、 ぼんやりと始まったイレギュラーな出来事だった。 始めてみると不思議なもので「なるほど、なるほど」と発見がいっぱいあった。 どうして今までこれをやってこなかったんだろう、とさえ思った。 たいへんなこともいっぱいあったけど、面白かった。 そして、大好きなお店番がますます面白くなった。 そう。 お店が出版をやるのは、きっと自然なことで、その逆もまた然りだと思う。 本を作った人は、お店をやってほしい、なんてことをちょっとだけ思っている。 いや、お店をやらなくても自分で売ってみると面白いんじゃないかと思っている。 心のどこかで「これを人に任せているなんて、なんてもったいない!」と 思っている自分がいる。店内で作家さんの展示をやってても、 これって店番してる自分が一番楽しいかもしれない、なんてことをたまに思う。 同時にちょっと申し訳ない気持ちにもなる。 これも自分基準の話であることは重々承知だけど、 こういうことを面 続きを読む
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